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D近畿

加賀正太郎ユングフラウ登頂100周年に寄せて

大山崎山荘名品展 2010

Asahi Art Festival 2010

本展は、「大山崎山荘」のオーナーであり、設計者でもあった加賀正太郎(1888-1954)が、日本人として初めてスイスアルプスの高峰・ユングフラウ登頂を果たして100周年となる節目を記念して開催するものです。
本展では、ユングフラウ登頂時の記念すべき品々と合わせて、加賀が心血を注いだ《蘭花譜》、そして河井寬次郎、濱田庄司、バーナード・リーチなど、民藝運動に参加した作家の作品や、印象派の巨匠であるクロード・モネの《睡蓮》など、当館選りすぐりの名品に加えて、スイス人画家であるパウル・クレーの絵画作品や、アルベルト・ジャコメッテイの彫刻作品など、スイスに関わる特別展示も行います。 加賀は証券業、林業などの経営に加え、アサヒビール社とも縁の深いニッカウヰスキー設立の出資者のひとりであり、明治から昭和にかけて活躍した実業家です。一方、同時に「数奇者」としても知られ、外国が遠い異国であった時代に洋行を重ね、アルピニストとしての足跡を遺し、イギリスで目にした建物に感銘を受けて、自らここ大山崎の地にチューダー様式の山荘を建てました。そして1万鉢にものぼる洋蘭を栽培し、その美しさを学術的記録として遺すために、日本の伝統的な浮世絵技法を用いた多色摺木版画《蘭花譜》の制作指揮を執っています。 
このように加賀は単に実業家という枠組みだけでは測れない側面を合わせ持っていた人物でした。2年後のユングフラウ鉄道全線開通100周年の流れとも相俟って、意義深い展覧会となるものと期待されます。 

アサヒビール大山崎山荘美術館 外観(初夏)
大山崎.jpg

プログラム詳細

会期

6月2日(水)—7月19日(月・祝)

会場

アサヒビール大山崎山荘美術館(京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3)

イベント情報

◎ギャラリートーク

日時: 6月19日(土)、7月3日(土)、17日(土)14:00~
場所:展示室(受付前に集合)
内容:担当学芸員による本展についての解説
参加費: 無料(美術館入館料は別途必要) ※事前申込み不要
 

お問い合わせ

アサヒビール大山崎山荘美術館総合案内
tel: 075-957-3123(総合案内)

電車でのアクセス

JR京都線「山崎」または阪急電車京都線「大山崎」下車、徒歩約10分(500m) 
※身障者・高齢者優先バス(無料)あり 

車でのアクセス

●名神高速の「大山崎IC」から約5分。
●淀川の南岸からの場合枚方大橋(枚方以西)又は天王山大橋か宮前橋(八幡・淀方面)を渡り171号線へ。
※専用駐車場無し。(1)、(2)町営駐車場 24時間営業 150円/時間

会場までの地図

主催

アサヒビール大山崎山荘美術館