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レポート 2012.07.20

7.15緊急AAFCafe レポート

The Land Project」や「31世紀こころの美術館」などさまざまなプロジェクトを展開するアーティスト、カミン・ラーチャイプラサートさんをお招きして、AAFcafeを開催しました。

AAFについて事務局長の芹沢高志よりお話させていただいた後、カミンさんに登壇いただきました。どのような経過をたどって、現在のような活動、作品に行き着いたのか。学生時代の作品にさかのぼって、膨大な写真を1枚1枚見ながら、カミンさんのアーティストとして、人間としての軌跡を振り返ります。

アートとは何か?という問いを追いかけていた学生時代。タイ人としてのアイデンティティをつきつめたNY時代。仏教にひかれていったこと。個人的なことと社会的なことを別々に考えられなくなっていったこと。そうした中で、現在The Land Project」を共に主宰するリクリット・ティラバーニャさんとの大きな出会いがあり、活動することこそが芸術行為だと考えるようになったそうです。

The Land Project」の活動を経て、新しいプロジェクトとしてはじまったのが、「31世紀こころの美術館」。2008年、金沢21世紀美術館での「31世紀こころの美術館」は、「誰もが一つは良いところを持っており、私たちはアートの一部である」というコンセプトで展開し、以後、2011年にチェンマイやシカゴでも「31世紀こころの美術館」を展開しています。

「自然、アート、科学、すべては切り離せないもの。わたしたちはHuman beingであり、存在=beingとして全てはつながっている。境界はどこにもない。みんながアーティストで、キュレーターで、人間なんだ」

カミンさんがたどり着いた哲学は、マイクロユートピアだと語る31世紀こころの美術館に凝縮されているようです。「にいがた 水と土の芸術祭2012」で、カミンさんの最新作品を見ることができます。



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