AAF2008地域間交流プログラム「地域資源とアートの関係をさぐる」レポート
各地域間の自発的な交流を促すために、AAF2006より実施している”地域間交流プログラム”。
各地の現場やまちの空気にふれながら、担当者同士、あるいは実行委員と担当者がお互いの現状をゆっくりと話し合い、アイデアやノウハウの交換を行う交流の場が全国各地で生まれています。AAF2008の交流支援プログラムの第4弾として、「 アート・ミーツ・はた 2008 in ぬの」の濱田さんによる交流プログラムレポートをお送りします。
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開催地区は、都市部に(から)遠くいろんな制約のある過疎集落。 今年始めての開催となった「アート・ミーツ・はた 2008 in ぬの」において「地域資源とアートの関係をさぐる」と題しトークセッションを開催しました(8/24)。
招聘者の松新氏は、外浜まつりの実行委員長。同じく岡田氏は出品作家でありアートマネージャー(2008年度)。立場は違えど「外浜まつり」を「創る」張本人に、どうやって「場」が出来ていったのか?それぞれの思いと関わり方を語って頂きました。
岡田氏の視点や手法により、対象に新たな捉え方を提示していったこと、松新氏のアーティスト(作家)へのイメージが変化していったこと、そうやってコミュニケーションの質が高まり、新たな出来ごとに繋がっていったこと…など、たくさんのエピソードを聞け、今後の当地域での活動にたくさんの示唆を頂きました。 ゲストの真部氏には「真鍋島」での「高齢者とアーティスト」のリンク活動を紹介して頂き、アートがいかに日常や個人と融合していったのか、また日常にひそむアート性がいかにあぶり出されていったのか…そのプロセスを如実に垣間みることが出来ました。
地域(人)と資源(もの・こと)の間に「アート」を置くことが、日常の底上げに寄与することを改めて実感することとなりました。 またモデレータ・芹沢氏の軽やかな進行によって、地元に住む福祉関係者から、アートの持つ視点・方法の素晴らしさを導入するには?というアートウェルカムな発言や、過疎地域で「アートトーク」をすることの意義を切々と語ってくれた教育関係者など、当該地域でのニーズやウォンツの一端を導いて頂きました。アートは身近じゃないけど「変わりたいと思っている人」には「アートが有効だ」との思いを強くし、今後の活動の着想が広がりました。
<開催概要>
[企画名]「地域資源とアートの関係をさぐる」
[実施日] 2008年8月23日(日)
[招聘者]松新俊典、岡田毅志(外浜まつり)
[タイムテーブル]
8/23・17:00〜8/24・14:30:自由行動 ※招聘者には、特定のプログラムに参加頂くのではなく、会場の様子や、周辺地区の様子を自由に見て頂いた。
8/24 15:00〜16:30:トークセッション「地域資源とアートの関係をさぐる」 会場:土佐清水市立布中学校 職員室(休校中) 第一部:「アート・ミーツ・はた 2008 in ぬの」、「外浜まつり」、「アートリンク」の事例報告をそれぞれ行った。 第二部:ゲストによる事例をふまえたトークセッション、会場聴衆者からの質問、意見交換などを行った。
1971年高知県中村市(現・四万十市)生まれ。 「地元コーディネーター」の立場で地域活性化業務を手掛ける中、過疎の進む高知県幡多地域に「アートが有効!」と、はれんちしまんとプロジェクトを結成(2007年11月)。 現在、高知県立美術館との協働プログラム、学校へのアーティスト派遣プロデュースなどを実施中



