◆市民・企業恊働型、地域連携型のアート・フェスティバル
“市民の主体的な参加によるアート・フェスティバル”というコンセプトのもと、東京をはじめ、北は北海道から南は沖縄まで、全国のアートNPOや市民グループがゆるやかにつながって、アサヒビール株式会社と恊働して立ち上げたさまざまなアートプロジェクトを展開します。団体の大小、ジャンル、実績、地理を問わないネットワークの形成は、市民、NPOが主導する持続可能な社会へ向けた一歩となる画期的な試みです。
◆コミュニケーションを重視した“コト”づくり。
AAFでは、ただできあがった作品をみるだけでなく、つくりあげていくプロセスにも重点を置いています。あるひとつの「モノ」の生成過程で起こるさまざまな人とのコミュニケーション。そこから生まれる「コト」についても、できあがった「モノ」と同様に重視する。そうすることで、アートを私たちひとりひとりの生活に引き寄せ、より身近なものにしていきたいと願っています。
◆まちにアートの風が吹く
市民が主体となるという意識から、AAFは当初から「まち」との関わりを重視してきました。ここでいう「まち」とは建物の集積としての街、つまりハードウェアとしての街のことではありません。ソフト、ハードが一体となった、私たちが生きる現場ということです。フェスティバル3年目となる今回は、こうした視点をより前面に押し出すために、『まちにアートの風が吹く』というキャッチコピーを掲げました。既存の美術館やギャラリーやホールといったアートのための空間だけでなく、これまでの概念にとらわれないオルタナティブな場所も舞台となります。既存の<アート>という言葉を超え、広く私たちの生活に根ざした本質的なアートの意義を、多くの人々と関わりながら探っていきたいと思います。
個性あふれる多くの小さな活動が連携するアサヒ・アート・フェスティバルは、多様なアートの現場を提供し、アートと社会の橋渡しとなることを目指しています。