「for family 〜うちのピアノ」


photo: Philip Mechanicus
世界的に活躍するピアニスト・向井山朋子が公募から選ばれた15家族のために家庭のピアノを演奏する〈宅配コンサート編〉が6月の4日間、岐阜県可児市周辺で行われます。宅配コンサートの様子を撮った映像やトークとともに繰り広げられる〈コンサート編〉。コンサートの選曲はすべて向井山自身によるもので、お家を回った家族と共演する「4台ピアノ」演奏は必見です。映像は、ドイツ在住の映像作家・茂木綾子による作品です。そして〈展示編〉では、15家族のピアノにまつわるストーリーや記憶を履歴書を映像とともに展観します。
  3つの要素からなる「for family 〜うちのピアノ」。家庭のピアノを通じて、新しい発見に出会えるはずです!

〈宅配コンサート編〉

日時  2004年6月8日(火)〜11日(金)
会場 岐阜県可児市の近隣市町村にある一般家庭
参加方法

家族の募集は、終了しております。ご了承下さい。


〈コンサート編〉

日時  2004年6月16日(水) 19:00開演 18:30開場
会場 可児市文化創造センター 小劇場
料金

【一般】  前売 1,500円  当日 2,000円
【4歳以上高校生以下】  前売1,000円  当日1,500円
※全自由席

チケット取扱

可児市文化創造センター窓口または郵便振替による予約申込み。名前、連絡先、券種、枚数を明記の上、メール(aaf_gifu@yahoo.co.jp宛)での予約申込。


〈展示編〉
日時  2004年6月16日(水)〜20日(日) 10:00〜18:00 open
会場 可児市文化創造センター 美術ロフト
料金

入場料無料



企画概要

〈コンサート編〉
●コンサートの前半は〈宅配コンサート編〉の様子を映像作家の茂木綾子が同行して撮影・編集したビデオ作品を上映します。続いて、野村誠の作品を向井山自身が編曲し、〈宅配コンサート編〉で回った家族のうち3名と共演します。後半は、向井山朋子のソロコンサート。彼女が今弾きたい旬の現代曲が並びます。
●演目(予定)
サルバト・レ・シャリーノ「ピアノソナタ二番」
佐藤聡明「インカーネーションU」(1977)
シミオン・テン・ホルト「悪魔のダンスU」
ロベルト・シュ-マン「アラベスク」
野村誠作曲/向井山朋子編曲  4台のピアノの為の作品 他

★おすすめポイント★
★ 今回のコンサートで上映する映像は茂木綾子の撮影・編集によるもの。ドイツ在住の写真家・映像作家の茂木が撮る作品は、やわらかなタッチのものが多く、見る者を優しく穏やかな世界へと誘います。2002年にピアノとバイオリンのデュオTHIS=MISA×SAIKOUの音楽ドキュメンタリーを撮った「風にきく」は、スイスニヨン国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞を受賞し、高く評価されています。今回もfor familyに参加する様々な家族の様子を独自の視点で捉える音楽ドキュメンタリーフィルム、芸術作品として茂木の映像にご期待ください。
★ 3名の家族と向井山が共演する野村誠作品と、向井山の高い演奏技術で繰り広げる後半のソロコンサート部分との対比にご注目ください。

〈展示編〉
● 〈宅配コンサート編〉で廻る15家族のそれぞれに、違ったピアノのストーリーが存在します。〈展示編〉では各々の家族が綴ったピアノの物語や情報を元に、ボランティアスタッフが中心となって「ピアノの履歴書」という形にまとめ展示します。ピアノと家族の関係性を日常的な目線で切り取ります。
  同時に茂木綾子が撮影した「for family」〈コンサート編〉のためのビデオ作品も上映します。

★おすすめポイント★
★ 今回の可児市での企画では、可児市在住のボランティアスタッフと愛知県在住のボランティアスタッフが協力して企画の運営実行を進めていきます。〈展示編〉においても、「ピアノの履歴書」に相応しい内容をボランティアがアイデアを出し、キュレーションを行います。「いつ頃どうしてピアノを買ったのか?」「お家のどこにピアノがあるのか?」「もしもピアノに黒以外の色をつけるなら何色がいいか?」等々、ピアノにまつわる様々な質問と回答をお楽しみください。
★ 日常にある楽器のさまざまなストーリーから、多様な個性や家族像が見えることと思います。
★ 入場料無料。

〈宅配コンサート編〉
● 世界的に活躍するピアニスト・向井山朋子が家庭にあるピアノを演奏し、家族のためのコンサートを行います。4日間で15家族を回る宅配コンサート。「最近使われていないピアノを甦らせてほしい」、「思い出のつまったピアノで演奏してほしい」「プロの演奏家を我が家に!」等など、そんな思いのあるご家庭を訪問します。様々なストーリーのある家庭のピアノをプロの演奏家が弾いたらどうなるか??日常の中の新しい音楽と感動に出会えるはずです!

○宅配コンサートの日程:2004年6月8日(火)〜11日(金)
○応募条件:
・家にピアノがある(グランド・アップライト問わず)方。
・岐阜県可児市及び可児市の近隣市町村に住んでいる方。
(可児市、各務原市、関市、富加町、坂祝町、美濃加茂市、川辺町、八百津町、兼山町、御嵩町、瑞浪市、土岐市、笠原町、多治見市、春日井市、小牧市、犬山市、扶桑町、大口町、江南市)
・ご家庭での演奏の様子と「ピアノの履歴書」を〈コンサート編〉〈展示編〉で一般公開できる方。
○応募方法:家族の募集は、すでに終了しております。ご了承下さい。

★おすすめポイント★
★いつもは写真立て置き場になってしまっているピアノ、家族が出て行ってから弾かれなくなったピアノ、毎日誰かが演奏の手を加えているピアノ…、どんな家庭のピアノにもその家庭独自の思い出や記憶、ストーリーがあります。向井山さんとの出会いと対話を通じて、その家庭だけの宅配コンサートを実現します。
★当日の即興的な空間作りを重視するため、宅配当日まで、演奏者、スタッフらがお宅を訪問・下見をすることはありません。その場で出会う家族とピアノとピアニスト・・・即興空間の中で、演奏家と観客の新しい関係が芽生えるはずです。観客の新しい自覚、感動に期待します。
★当日の曲目は、向井山さんが各家庭のためにミニ・プログラムを用意します。バッハの曲から出来たてのモダンな曲まで、また即興でアレンジした曲などなど、いろいろな曲が演奏される予定です。どんな中身になるかは、当日までのお楽しみです。
★宅配コンサートは無料で行います。

主催  アサヒ・アート・フェスティバル実行委員会
共催 財団法人 可児市文化芸術振興財団
制作 アサヒアートフェスティバル岐阜実行委員会
企画 森真理子  コンセプト:向井山朋子/森真理子
協力 愛知県文化情報センター/ARTS STAFF NETWORK
問合せ先

□可児市文化創造センター
〒509-0203 岐阜県可児市下恵土3433-139
TEL 0574-60-3311 FAX 0574-60-3312 http://www.kpac.or.jp/
□アサヒアートフェスティバル岐阜実行委員会
TEL 090-7611-9390(モリ) mail aaf_gifu@yahoo.co.jp